こんばんわ、むーぽんです。
着々と発表会のリハーサルが進み、半分くらい、折り返し地点まできました。
前の記事にも書いていましたが、絶賛「スランプ中」だったのですが、とうとう、、、
脱出に成功しました!!
スランプ期間は1ヵ月位だったようです。
今回、自分は「ダイアナ」を踊ります!!←今更な発表・・・
踊るのはダイアナのソロパートのみです。
振り付けは動画とほぼ変わりませんが、回転数を2回のところを1回にしたり少し簡単にしてもらっています。最後のアラベスクのくだりも膝をつかないバージョンにしています。
過去の記事にも書いているのですが、ソロパートの踊りは基本的にソリスト以上が踊るので、振り付けが簡単なものは皆無です。
しかし、大人リーナだって様々な(憧れの)バリエーションを踊りたいですよね!!
そういう時は、回転数を変える、ポワントで出来ないところはドゥミでやるなど工夫をして踊ることも可能です!!
そもそも、バレエシューズでやっても問題無いなら、それでも全然良いと思うんですよね。
今回の発表会でも、バレエシューズでバリエーションを踊る人も沢山います。
楽しく踊れるなら!!それが一番大切です!!
そして、ここからが本題ですが・・・・
今回は準備期間が半年もありました。(長い!!長すぎる!!)
その間に、初めてスランプに陥りました。
そんなにずっと踊っていれば、中だるみや、落ち込みが一度はやってくるのは当然と言えば当然ですが。
それがいつ抜けるのか(脱出できるのか)不安でしたね~。
スランプの原因は、中盤に出てくる裏向きからホップしてアラセゴンからアンデダンピルエットをする部分です。
まおちかちゃんの動画冒頭45秒のくだりが嫌いなステップです。
回転(アンデダンピルエット)からアラベスクで止まるくだりです。
ホップしながらアンデダンピルエットを回るのが、
自分的に結構ハードルが高かった!!
このくだり、練習でなんと・・・・
2回も転びました!!
怖がってやると、こうなります。
①顔が付かない(スポットが正面に付かない)
②手が引けて、重心が後ろ行ってしまう(腰が引けてしまう)
③アラセゴンで正面に完全に向けていないので、回転不足(焦って回転に入ってしまう)
これで、2回も転びました。ケガはしなかったけど余計に恐怖心が植えつけられました。
一度転ぶと、その場面がフラッシュバックして、どうしても怖くなってしまいます。
思い切りが必要な場面でなかなか力が出ない。
大人になると、色々なことを考えてしまって、考え過ぎて踊りに影響することがよくあります。
そんなこんなで、何回やってもこの部分での失敗が1ヵ月以上続きました。
そして、
長いスランプに入っていきました。
そこで、スランプを抜け出すためにやったことは以下のとおり。
【部分練習に時間を費やす】
アンデダンピルエットへの入りと回転前に片足で立つ(アラセゴンからパッセで立つ)練習を何十回もやりました。
裏向きからホップしながら正面に向きを変える部分は、向きが甘いと(正面に向いていないと)、回転不足になってしまうので、入念に練習しました。
どんな体勢で入っても落ち着いて正面に向けるように、回る前の感覚をとにかく体に覚えさせるしかありません。
回転に入る前の位置を入念に確認し、自分が回転できる最善の位置(体の向き)を覚えます。
【バレエシューズで繰り返し練習する】
これは、成功した感覚を身に付けるために行います。
バレエシューズで出来ないことは、トウシューズでもできません。
難しい部分も「バレエシューズでまずできるようにする」ことが成功のカギになると思います。
トウシューズでやっても上手くいかない場合は、バレエシューズで練習してみると、「どうして上手くできるのか」、トウシューズを履いた時と「何が違うのか」を知る手がかりを得られます。
回るタイミングや、スポットの付け方もバレエシューズでするとゆっくりと確認ができます。
※転ぶ恐れもないので、安心して確認できますよ!!
【少し前のステップから繋げてみる】
部分的にできるようになったら、少し前のステップから入れるか(成功するか)試します。
踊りの流れの中で、苦手な部分を克服するのは結構ハードルが高いです!!
なぜならば、その苦手な部分までの間に体力を使っているので疲労が溜まっているからです。
部分練習では疲れていないので出来るけれど、、、
いざ1曲通して踊ってみると「できない!!!」
ことが多いのです。
これがバレエの難しい所ですよね!!
だからこそ、少しずつできる部分を繋げていくようにすると、徐々に苦手部分の成功率が上がるにつれて1曲通すことに抵抗感が無くなっていきます。
【とにかく沢山練習すること】
最後はコレに尽きます。
何百回も練習するしかありません。
大人リーナは子供のように部分練習をすることを避けがちですが、ここは我慢して何度もできるまで練習した方が良いです。
※それでも出来ない場合は振付を変えてもらいましょう。無理は禁物です。
何かきっかけを掴めば、スルッと出来ることもあります。
スランプに陥っても、練習量がいつか味方して抜け出すチャンスがやってきます!!
自分を信じて練習するのみです!!
スランプ中に先生に言われたこと
私がスランプ中に救われた言葉を最後に書きます。
「部分練習で出来ているならば、絶対に通してできるようになるから大丈夫。」
「あとは何十回、何百回練習しなさい。」
「きっかけを掴めば絶対にできるようになるから。」
この言葉を信じて、孤独にレッスン場の隅でひたすら練習しました(笑)。
そして、、、やっと、
苦手部分を克服し、1曲通しても失敗しないようになりました。
なんとか自分に勝てたのかなと思います。
次のミッションは、「メリハリのついた演技(踊り)」をすること。
安全運転を辞めて、魅せるところはしっかり決めるように踊ることを目指します!!
まだ、あと三か月あるので、どこまで改善できるか分からないですが、ひたすら突き進みますです。
きっとまた、別の問題が発生すると思いますが、この部分(苦手な)を克服できたので、これ以上のヤバい壁は無いと思いたい!!
苦手な部分は人によって違うと思いますが、やはり地道な練習が最後に効いてくる思われます。
今できない部分も、本番までには絶対にできるようになるので、自分を信じて練習を頑張るのみです!!
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