こんばんわ、むーぽんです。
わたしの娘はバレエをやっていますが、ピアノも並行して習っています。
たぶん、ピアノの方がクラシックバレエよりも習い事の人気としては高いですよね?
実は習い始めたのはピアノの方が早かったです。
なぜならお教室への入会が、ピアノは3歳からOKで、バレエは4歳からしか入れなかったから。
ただそれだけのこと。
年少のとき、保育園の友達が一斉にピアノ教室に通い始めました。
友達の影響は凄まじく、男女問わず次々に習い始めました。
しかし、それと同時に1年程度で辞めてしまう子も多かったのがピアノですね。
よく聞くのが・・・
「せっかくピアノを買ったのに、辞めたいと言い出した!!」
「練習をしなさい!!と言わないと練習しない」・・・等々
正直に言うと、子供よりも親のストレスが溜まって嫌になってしまうことも。
親が無関心でも、ピアノが好きな子は自分で自発的に練習をするようです。
これが理想ですが。
現実は違うようです。うちは言わないと練習しない子(できない子)でしたよ。
習い事としてのピアノに関していえば、色々な家庭をみてきて思うことは結構あります。
習い始めるのは小学校からでも遅くない
これは、本当にそう思います。
音大を目指す等の理由が無い限り、始めるのは読み書きと会話がきちんとできるようになってからでも遅くないです。
むしろその方がスムーズにレッスンが進みます。
うちの娘も最初は、丸を書くのに手が震えていました。
※丸が書けないと音符やト音記号が書けないですよね。
あ・・・カタカナが読めないと「ドレミファソラシド」も言えないですけどね。


小学生からスタートしたら、この部分は学ぶ必要はないですし、最初から音符や音階について学ぶことが可能です。
うちの娘は左と右が最初分からなかったので、教えるのに苦労していました。
このピアノとは関係ないようなレッスンで飽きてしまう子もいます・・・。
※読み書きを教えてもらえるので親としてはありがたい内容なのですが。娘はそうは思ってなかったようです。
3歳児は30分間も集中することが難しい
娘は最初は30分間の対面レッスンからスタートしました。
少ないと思いますが、3歳児は30分が限界です。
30分間座ってピアノに向かうのも無理なので、15分間をワークに使い、残りの15分間をピアノか歌に使っていました。
このピアノも、最初はリズム打ちや同じ音符を先生の伴奏に合わせて打つだけです。
それで数か月が経ってしまうのです。
わたしはよく伴奏をして娘と弾いていたので、割とこの時間は好きでした。
「きらきら星」や「ちょうちょ」をよく弾いてましたね。
どうしてもピアノに触れる時間は少ないので、諦めてしまうお子さんもいます。
でも、譜読みからスタートして実際弾くところまで持って行くのに時間がかかってしまうのは仕方ないですよね。(読み書きと会話が成立してないのだから・・・)
だから、リトミックのような歌や身振り手振りを通して体に音やリズムを染み込ませたりするんだと思います。
それらを考慮すると、小学1年生からスタートした場合は、60分間のレッスンでも問題無いでしょうし、読み書きもできるので上達は幼児よりも早いと思います。
少なくとも、ピアノに触れる時間は圧倒的に多いので、バンバン次の曲に行ける子はレッスンも楽しいでしょうね。
きっと1年程度で、練習が好きなお子さんならあっという間に追いつくかもしれません。
アコースティックピアノを買うか、電子ピアノを買うか
この問題は親を悩ませますよね。
電子ピアノを買って1年で辞めちゃった子も沢山見てきました。
でも、電子ピアノなら機械なので、捨てるのもそこまで大変ではないですが、アコースティックピアノだとそうはいきませんよね。
アコースティックピアノを買って、1年で辞めてしまったら悲劇です。
せめてピアノを買ったら最低でも5年位は続けて欲しいものです。
もちろん、電子ピアノで様子をみて、ピアノをまだまだ続ける意思があれば、アコースティックピアノに移行するのも全然ありですよね!!
ピアノが家具にならないようにしたいものです。
(ピアノを買った手前やるしかない状況になり、辞めたいと言いずらいというお子さんもいそうですね。)
ピアノの習い事が続くようなら、本格的にピアノを購入して沢山練習できる環境を作ってあげるとよりやる気が出そうですね。
スキルが上がると練習量も宿題も増える
当たり前ですが、上達すればするほど内容は難しくなるので、その分練習量と宿題は爆発的に増えます。

学校から帰ってきてから宿題をしてピアノの練習をして、習い事に行くというルーティンが出来上がるわけですが、それが自発的にできるかどうかが難しい問題です。
※この自発的な練習は一生の課題・・・・
「宿題もしない子が、果たしてピアノの練習をするのか??」
ここで、親がガミガミいうと余計やりたくなくなって、レッスンに行くのが嫌になってしまうことも。
練習しないでレッスンに行くと、先生にすぐにばれるので当然怒られますし、一向に楽譜は進みません。
同じ曲を何週間もやることになってしまい、モチベーションが低くなって行くこと自体が嫌なってくることも・・・。
自分の場合は、それは無かったですが、練習を毎日することが難しかったのを覚えています。(バレエが週3日以上あったので、その合間にピアノの練習をするという感じです。)
学校の期末テストや部活もある中で練習時間を作るのが難しいのも事実です。
だんだんバレエの方に情熱が傾いて、また先生のお家が引っ越してしまい通いずらくなってしまったこともあり、中学3年生位でピアノは辞めてしまいました。
中学生までいくと、練習時間の確保が課題になりそうです。
今思うと高校生までピアノを習っている子は少なかったですし。合唱コンクールで伴奏を弾く子はいつも一緒でした。ピアノを辞めずに長く弾いている子は貴重な存在でしたよ!!
色々なことと天秤にかけていくと、ピアノが残る確率は低いのかもしれません。
そうは言っても、悪いことばかりでは無いです。ピアノを長く続けてから辞めると・・・
ピアノも自転車と同じで一度覚えたことは忘れない
大人になってみて、ピアノを久しぶりに弾いてみて、最初は指がもつれましたが慣れると普通に弾けます。どうやら自転車やスキーと一緒で、一度習ったことは大人になっても忘れないようです。
ピアノも捨てずにとっておくと、大人になっていつでも再開できますね。
私もたまに弾いていますし。楽しいです!!
でも私も中学生までレッスンを続けたからこそ今のように弾けているので、やっぱりある程度は続けることが大事なのかなぁと思います。
習い事としてのバレエとピアノの違い
お教室で決まった時間に習うのがバレエで、ピアノは自宅での練習しお教室で見てもらうという点で全然違います。
自分で時間を作って自宅で練習できない子はピアノに向きません。
バレエはお教室に行けば嫌でもレッスンを受けることになりますが、ピアノは自宅で練習しなければそれまでです。
上達しません。
週一回の対面レッスンだけではピアノは上達しないので、自宅練習が上達に大きく影響します。
逆にバレエは、週何回もお教室に通う必要があります。通った分だけできることが増えていくと思います。
※バレエはその場で注意や指摘を聞いて直していきますが、ピアノは先生の注意事項を聞いて家で反復練習することで技術を習得していきます。
バレエとピアノはセットで習うことが多いですが、この二つは性質がかなり異なるので、上記の部分を考えて向き不向きを見極めるのもアリだと思います。
ピアノもバレエも続けるのが大事
ピアノは練習嫌いでレッスンも休みがちでも・・・何とか辞めずにお教室に通い続ける子もいます。
練習もあまりしないので、進みも遅いかもしれないですが、続ければ続けた分だけちゃんと上達します!!
発表会の最後の方になると高校生が弾いているのを見ますが、ここまで続けたことは凄いなぁと感心しちゃいます。ちゃんと難しい曲を頑張って弾いています!!
バレエも続ければ、大人になって再開した時に楽しく踊れますし、若い時には感じなかった踊る楽しさを実感できるはずです。
そしてどちらも、大人になっても習ったことは忘れないという共通点があります。
習った期間が長ければ長いほど、再開時のリカバリーが早いですし、楽しめることが増えます。
続けるのには様々な問題が生じると思いますが、習い事が少しでも続くと良いですね!!
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